2015年06月23日

ちょっとだけ

ちょっとだけ

瀧村 有子 作
鈴木 永子 絵
こどものとも年中2005年4月

なっちゃんはお姉さんになったばかりの女の子です。
お母さんはあかちゃんのお世話でとても忙しそうにしています。
お母さんと手をつなぎたくてもお母さんは赤ちゃんを抱っこしているのでつなげず、
お母さんのスカートを「ちょっとだけ」つかんでみたり、
髪の毛を結んでもらおうとしても、お母さんはあかちゃんのおむつを替えているので、
頑張って自分で結んだりしています(「ちょっとだけ」成功します)。
文句・不満を言わずに頑張っているなっちゃん、
「ちょっと前まではきっと一人っ子でいろいろお母さんにお世話してもらっていたんだろうなぁ」と読んでいると感情移入してしまいます。
物語の最後になっちゃんは「ちょっとだけ」の抱っこをお母さんにお願いします。
「”ちょっとだけ”じゃなくていっぱいだっこしたいんですけどいいですか?」とやさしくお母さんに言ってもらえたなっちゃんのにっこり顔に本当に癒されます。

作者の瀧村さんは3人のこどもを持つお母さんでもあるとの事です(こどものとも「絵本のたのしみ」より)。とても優しい視点の絵本です。鈴木永子さんのほんわりとして絵もとてもマッチしています。

ちょっとだけ



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posted by こまさん at 23:00 | Comment(0) | 日記